住宅購入事情。②
前回の続きです。
次に伺ったハウスメーカーは、スタンダードクラスのメーカーでした。
先に行った所が、ハイクラスだったのに対し、今度のメーカーの営業マンの方は、私たちの金銭事情を察しても熱を失いませんでした。
熱心に話をしてくださり、私たちが住宅購入について余り本気で考えていない事も分かっていても、根気よく話を聞いてくれました。
まあ、今考えればそういうお客さんはたくさんいるんだと思いますけどね。(^^;
まず初めに、やっぱりお金事情。
うちの旦那さんの年収で、一体いくらローンを組めるのだろうか。
ざっと計算だけしてもらったところ、当時年収400万前後で、3500万程度ならいける、と言われました。
おお、結構借りれるんですね、なんて思いましたが、3500万とか、想像つきません。
借りれるのは良いけど、月々の返済額の方が気になる私たちは、35年ローンを組んだとして、返済額の算出をお願いしました。
私達の予算では、当時住んでいたアパート家賃より、相場1万上乗せぐらいが限度。
アパートの家賃は45000円でした。
なので、55000円以下くらいの月々返済にしたい旨を告げました。
難しい顔をする営業マン。(ーー;)
そりゃそうだ、今考えても、住宅ローンでそこまで安い返済額になると、3000万なんて借りれるわけがない。
せいぜい、1500万程度、と言われました。
となると、私たちの住宅購入の予算の目安が見えてきました。
本っ…当に、ここだけの話。
本来なら、二人の独身の頃の貯金を合わせても700万あるかないか(ほぼ旦那さんの貯金だけど)、くらいだった私達。
しかし、ものすごく幸運なことに、
旦那さん、ボンボンだったんです。(゚д゚)!
いや、世間様のいうお坊ちゃまとは程遠いかもしれないけど、貧乏人家庭出身だった私から見たら、驚くようなご職業のご両親を持っていたのですわ。
結婚祝いと称して、驚くほどのお祝い金をいただきました。
ご両親からもいただきましたが、驚いたのは旦那さんの祖父母さんからもらったお祝い金。
結婚式の費用も、自分たちの貯金から出すことなく、それで終わりました。
なので、私たちの貯金は減ることもなく。
色々考えて、自分たちの貯金の半分くらいは何かあった時のために取っておきたい。
だから、もらったお祝い金と貯金の半分を併せて、頭金で出せそうな金額。
ずばり、1800万。( ゚Д゚)
持ってる人は、もっと持っているかもしれない。
でも、私からしたら本当に見たこともない大金です。
これは、後々全部合わせて計算した分。
当時は、大体1000万くらい、と見積もってました。
1000万なら出せる。
住宅ローンで借りられそうなのは、1500万。
ならば、購入価格は2500万前後。
せめて、大きく見積もって3000万以内の物件でないと、購入は難しいということが判明したわけです。
次回に続きます。